妻の言うセリフがおもしろい。
一昨日の法事で「越の寒梅」の残りをもらってきたのだが、きょうそれが空になった。
「あんた、どっだけ呑んだがけ!」
当日は義兄と4男と呑んだのだが、結構呑んで残りは少なかった。
しかし、そんな言い訳が通るわけがない。
ちょうど次女が来ていたので私の腹を指さして…。
「このお父さんの、ちっちゃな体のお腹には¥1.000万円が入っている!」と言う。
どんな計算の根拠があって、そう言うのかわからないのだが、本人は真面目な表情だ。
22歳で結婚して44年間、ほとんど毎日休むことなく呑んでいるから、ひょっとしたらそうなるのかも。
そっと計算機を出して計算してみると、なるほど…。
今こそそんなに呑まないが若いときは毎日瓶ビールを三本くらいは呑んで、そのほかにもウイスキーも呑んでいた。
酒屋が配達したら、おまけにウイスキーをサービスしてくれるくらいだった。
寝床の枕元にウイスキーを置いていて夜中にラッパのみしていたほどだった。
みちゃくちゃだった。
今はおとなしいものだ。
酒は一合、缶ビールは1缶、ウイスキーは滅多に呑まない。
我ながら、かたいものだ。