黄砂が降り注ぐ強い風が吹く中、雨晴に向けてMTBを走らせる。
いつもは海老坂から行くのだが、きょうは伏木十間道路から臨む。
初めて十間道路を走った時は急坂に息を切らしたものだが、このごろは慣れたせいかなんとも思わなくなった。
「もみじ姫公園」に寄る。
この高台から海岸線を走る氷見線の列車を見るのが楽しみ。
運よく、しばらくすると氷見方面に行く列車が下に見えてきた。
もみじ姫のモニュメントの銅像は未だに行方不明のようだった。
道の駅周辺はにぎわっていた。
キャンプ場に着くと、いつものテーブルのところに先客が…。
それも極めて目立つ自転車と共にキャンプ用ソファーに寝そべっている人がいる。
恐々声をかけると、なんとその人はM師匠ではないか!
なんという奇遇なんだろうと喜びのあまり大きな声で叫んでしまうほどだった。
うれしかった!楽しかった!
M師匠とは歳は確か一つしか違わないはずだがすごく年上に感じる頼もしい人だ。
自転車に関してはプロみたいな人で何度も直してもらっている。
北は北海道、南は九州と全国を自転車で走破しておられるのもすごい。
私なんか近寄りがたい人なのに気楽に接してもらい、きょうもあっという間に時間が過ぎてしまったのだった。
今度はどこで出逢えるのだろうか…。