朝、寝床でしきりに「三国山」が浮かんでくる。
誰かが「三国山に登れ!」と言っているような…。
行くと言っても、かなりハードなので宮島峡まで行って考える。
一の滝の東屋で一服しながら、いろいろ瞑想する。
やっぱり疲れるからやめておこう!
そう決めたはずなのに何故か自転車は久利須に行く道へと進んでいた。
右に行けば「久利須」、左に行けば「嘉例谷」
結局、三国山に向かって進むこととなってしまった。
能越林道をしばらく走ると「国道471号線」に出て、それをまたいで、また林道を走っていくと三国山に行く案内は見えてくる。
走ってきた道を右折してみたところの看板
ここからがキャンプ場まで1キロと記してあったが、けっこうな距離感だった。
いつだったか「かっちゃん」がスキーで滑り落ちたことを想い出す。
ここからは自転車を置いて歩いた。大した距離ではない。
山頂の祠
加賀、能登、越中の三国にまたがることから三国山と言われる由縁。323.7m
下りてからキャンプ場にも行ってみた。
以前、来た時となんだか変わったように見受けたが…。
何組かキャンプの準備をしている人たちがいた。
同じ高岡から来ていた人と話を交わす。
「帰り道はどこから帰ったほうがええかね?」
と聞いたがやっぱり来た道を戻るが一番かと。
471号線を下って行けば楽だろうと思っていたのだが、とんでもない誤算だった。
ほとんど登り坂でクタクタになってしまった。
こんなのだったら「能越林道」で帰ればよかったなぁと思ったが時すでに遅しだった。
この建物が見えるころからやっと下り坂だった。
帰りは「鼓ヶ滝」により不動大明王にお詣りした。
ここまで来ればあとはもうすぐ…いつもの宮島峡からの帰り道だ。