氷見に向かって走る!
雨晴キャンプ場ではボランティアで清掃作業に励む青年に再会。
二泊三日目の彼のテント
「てっちゃ~ん!」と大きな声をかけるので周りのキャンパーは振り返り、恥ずかしいくらいだった。
実に天真爛漫というか誠実な人だ。
新しく交流センターにオープンした「岸壁市場」で、おいしい海鮮丼でもと寄ったのだがあいにくの定休日。
同じ気持ちで来られたご婦人と「なんちゅう、ついとらんがやろうか!」と。
仕方なく途中、いつもの氷見牛やで買ってきた「焼き鳥弁当」を東屋で食べることにする。
おいしい弁当を食べていると観光バスがやってきて人がたくさん集まって来た。
「うそ~っ、それはないやろう!」
いつもは誰もいない所なのに、もう周り中、人だらけ…。
もう飯を食っている場合でないって感じ。
すぐそばにいた清楚な女の人二人に声をかける。
「どっから来られたがけ?」
「滋賀県です」
「あぁ、あの琵琶湖のあるところやね」
「はい、中学校の修学旅行できました」
へぇ~っ、今じゃ制服でなく私服でもいいんだ。まさか中学生だとは思ってもみなかったぜ。
さっさと食べて場所を開けたら、すぐに男子たちが集まってきて席をとった。
ずっと見ていたんだろうな…。
「あの爺さん、いつまで食べているんだい、さっさと行け!」なんてね。
そうそう、焼き鳥を焼いていた人たちからは
「かっこいい、自転車ですね!」
ってほめてもらってうれしかった。
きょうはいろんな人に会ってすごく楽しかったよ。