孫の顔を見に、また能登に…。
ずっと福浦(ふくうら)だと思っていたのに、ほんとうは「ふくら」と知り勉強不足だった。
夜はライトアップされるようで、そのライトの点検に来ていた青年と口を交わす。
「ふくうらじゃなく、ふくらって言うんだね」
七尾から来たと言う青年だったが、やっぱり「ふくうら」だと思い込んでいたと言い、看板を見直していた。
以外にもそのことは知っていて「あぁ、渤海っていうお店もありますよ!」だって。
朝鮮の方からは自然とここ能登の方に船は流れ着くようで、現在でも木造船が漂流してくることがあるようだ。
昔、昔、ここに迎賓館もあって渤海から来た使節団を丁重に出迎えたとのことだが、最初は意思疎通ができず、使節団の一行は殺されたと聞く。
少し足を伸ばして巌門にも行ってきた。
船のエンジンが響いていたので、もしやと思ったらやっぱり「遊覧船」が出ていた。
土産屋もオープンして復活を願っているが、観光客はイマイチで遊覧船の乗客もたった二人だった。
大きなレストランも誰もいなくガランとして入るにも勇気がいるくらいだった。
週末には賑わうことだろう…。