てっちゃんの「きときと日記」

毎日が楽しい日曜日!

役所に行く

晴れ間を見て支所まで歩いて出かける。
近所の奥様「あら、お出かけですか?」
「えぇ、家にばかりいては身体に悪いから、散歩でもしてきます」

大雪は一段落したとは言え、道路の方はいまだに圧雪が残っているところもあり歩行者には、まだまだ気軽に外出は難しく感じる。
歩道が一部除雪されているが凸凹な感じで、どうしても車道に出て歩いたほうが楽だが危険なので脇道に入る。
わざわざ遠回りして30分ほどかけて支所に到着。
以前の支所と大違いで現在はコミュニティセンターと言う建物の中に役所かあり、こじんまりとして何よりもオープンな感じがいい。
家を新築するにあたり何回か来ているが職員の応対も悪くなく、とても親切だ。
今回は「住民票」と「所得・課税証明書」を請求する。
年金暮らしの私が、どれだけの所得があって、どれだけの税金を納めているのか、正直わかっていない。
逆にとれば「無所得、無課税証明書」になるかも…。
「本人の証明できるもの、免許証があったら見せてください」
うっかりしていたが、幸い歩いてきたが財布といっしょに免許証も持ってきていて良かった。
二通の証明書で¥600だった。
横の人は何やら年金のことで相談していた。
てっきりその姿からも「ばあちゃん」だとおもっていたのに係りの人が
「あなた、まだ60歳になっておられんから、なられたときにまた連絡しますから…」
と言われたのでビックリ。
なんだ、私よりも若い人なのか…。
書類を濡らさないようにリュックに入れてセンターを出ると向かいに名物「きんつば」を売っている店が目に入った。
この店では買ったことがないので思い切って入ってみた。
商品が並んでいるが、ちょっと普通の菓子店とは趣がちがっている
「御用の方は」と呼び鈴があるので押すと、すぐに店主が出て来られた。
気の良さそうなおじさんだった。
「きんつば」5ヶを買う。
私よりも少し年上の(たぶん)その人、私を「年寄り」と見たらしく、
「足、痛くないけ?」
何でだろう? そんな風に見えた歩き方だったのだろうか。
「痛いけど、こうやって歩いて鍛えとるが」
そう言って笑って「ありがとう!」と店を出る。
帰りは融雪道路を歩いて楽だった。
次女が「きんつば」を見て、「わぁ、きんつば!」と喜んだ。
そう、きょうは次女が来ると言うので買ってきたのだった。