こうして自転車に乗って、あっちこっち周っているといろんな人に出会う。
きのう庄川峡で出会った人は3人。
鯉のいる畔のベンチでじっと何か思いにふけっている女の人。
思わず声をかけた。
「この鯉、食べたらおいしかろうね!」
そう言って口を切り出すと、その人はこっちを振り向き、微笑んだ。
すごくきれいな人だった!
割烹着みたいなのを着ていたからてっきり「ばあちゃん」だろうと思っていたので意外だった。
ちょうど食べたあとの食器を洗って手にしていたのだが、おもわず落としそうになった。
あっちが「おいくつですか?」って聞くので「70だよ!」と言うと、
「あら、私といっしょ!」
「昭和25年1月生まれ」と言うと「私も1月なのよ!」
とんとんと話があって会話が進んだ。
7歩ほど離れていたのが、耳が遠いって理由をつけてすぐ傍にまですり寄っていた。
「北海道出身なの…」
なんでそんな人がこんなところでボーッと思いにふけったりしているのか…。
余計なことは聞かず、いろんな過去のヘマな話などをすると、おかしくってならないと笑っていた。
ほんと歳を感じさせない、きれいな人だった。
庄川のマドンナ!
自転車の荷物を片付けて振り向いたら、いつのまにやらどこに行ったのやら消えてしまっていた…。
また会いたいなぁ…。
福岡の山のマドンナにもまだ会えないからなかなか再会って難しいものだなぁ…。
しばらくは庄川行が続きそうだ…。
きょうは、この「おとぎの森公園」では山では有名な人に出会った。
意外や、この人が同じ町内だったとは…。
きょうは自転車に乗っていた「サブちゃん」
そしてこの人と昨日庄川で再会した怪しげな著述者「浦島一郎」が知り合いだったのも奇遇だった。
世の中、ほんとうに広いようで狭い!