5月10日は川巴良(かわら)神社の春季祭礼「母衣まつり」だ。
物心ついた子供の時分からずっとそうだ。
そして14日が横田の有磯神社春季祭礼、15日が伏木のケンカ山祭りと続く。
この日が晴れれば、後の祭りも晴れることになっている。
またこの川原の祭りのあたりにはフェーン現象による火災が多いことで覚えがある。
川巴良神社に着くと、ちょうど神事が終わった頃だった。
同じ中学校の校下だから同級生がいるのかもしれない…。
どんな酒が飾ってあるかも呑んべえいとしては興味があるところ。
確か、昨年は上杉謙信の所では「謙信」という酒が飾ってあったと思うが、今年はその謙信を飾る宿が変わったのか見れなかった。と言うか家の中に飾ってあってオープンしてなかったのだった。
時代の流れには逆らえないのか祭りもだんだんと変化して簡素化されていくのが淋しい。
子度の頃は、この祭りはたくさんの人で賑わっていた。
神社も露天商が所狭しと並んでいた。
なにしろ鎧兜を身に付けた母衣武者が町の中を練り歩くのだから、見事だった。
武士になれなかった庶民のあこがれの祭りだ。
毎年思うのだが、もう一度この重い甲冑を身に付けて町を練り歩こうという元気な人たちがいないものだろうか…。