「あいの風とやま鉄道」に新しい駅が、まもなくオープンする。
北陸新幹線が開通してからは旧北陸本線の路線は、ほんとうにローカル線となってしまった。
この新しい駅ができる前、近くで畑作業をしていた「おばちゃん」は「今じゃ静かなもんやわ、特急列車が走っているときは三脚を立てて写真を撮るアマチュアカメラマンがいっぱいいて邪魔やった!」
でも今度は新駅を撮る人が、いっぱい来るかも…。
とにかくこの時節、駅ができるなんて珍しい出来事だ。
さっそく自転車に乗って出かけてみた。
以前から、この線路のそばを走るのが大好きだった。
佐野のほうから線路伝いにはしってくると新駅「やぶなみ駅」が見えてきた。
和田・北島地域と木津・南星地域が駅舎で結ばれた感じ。
歩行者はフリーで行き来できるのかな?
ここ以外には横断するところは近くにはないので貴重な横断歩道かも。
和田・北島側の駅口
明後日のオープンを前に最後の仕上げを急ピッチで作業しておられた。
近くにいた人に「こっちが表かね?」と聞いたが「そうかもね」とのこと。
ぐるっと走って木津側に行ってみる。
こちらは最近、あたらしい家が立ち並んで大きな住宅団地となっている。
家を建て直す時に何度も参考に家を見に来たところだ。
木津・南星側の駅舎
どっちが表か裏か?
さて、この駅を利用することがあるかどうか…?
富山に行く場合、城端線のつなぎが悪く待ち時間が長いので西高岡駅を利用することがある。
それを考えると断然、この駅を利用したほうが便利と言えよう。
その場合、どっちに停めたほうがいいのだろう?
なかな楽しみだ!
なお駅名の「やぶなみ」とは万葉集に詠われた「やぶなみの里」からとのこと。
すぐ近くには、その由来のある「荊波神社」がある。
うっかり「やぶなみ神社」と読みそうだが、ほんとうは「うばら神社」と読む。
昔はこの辺も「いばら」だらけの荒れ地だったことだろう。
きょうは天気が良くって気持ち良くサイクリングできたと思ったが昼頃から風が強くなってきて帰り道は最悪だった。
風がなければ、もっと遠いところに行くつもりだったのに残念だった。
春は風と勝負。