暑そうなので、近くの避暑地に行く。
またもや滝のある宮島峽へ!
旧北陸道の街道は、もう夏の雰囲気たっぷり。
この道を通って「木舟城跡」で一服して国道8号線バイパスを走り、小矢部道の駅で一服。
一服ばっかりして行くので、10時頃に家を出ても着くのはお昼頃。
ちょうどいい感じだ!
草刈りをしていた「おばちゃん」が言ってたが、なにやら新聞に紹介されたとかで、珍しく人の出入りが激しかった。
きょうは豚ロースを焼くつもりだったが一枚のは売ってなかったので焼き鳥にしてしまった。
のんびりと4時近くまでくつろいだ。
きょうは宮島峽には怪しい人はいなかったが、帰り道に川のふちで座り込んでいる「じいちゃん」を見つける。
「釣りでもしとるがかと思った」
そう言って話しかけたが、ずっと川を見つめたまま。
それが結構な急斜面の上のところ。
何もそんなところで一服しなくってもいいものを…。
怪しい…?
魚の話をしたら、やっと口を開いた。
「ここには、なまずがおった!」
「そうけ、今じゃ高級魚で口にはいらんね!」
やっと会話に弾みが出てきた。
「これから家に帰ったら、酒や!」
「いや、まだ日が暮れるがには早いちゃ!」
「なんか、かあちゃんうんまいもん、つくっとりゃいいがやけども」
すぐ家は近くだといってた「じいちゃん」
なんだか顔の表情も暗く落ち込んだ感じだった。
ただ疲れて休んでいたのかもしれないが…。
こんな寂しい「じいちゃん」がいっぱいいるんやろうな…。
ちゃんと家に帰って、おいしい酒を呑んでおればいいのだが…。