てっちゃんの「きときと日記」

毎日が楽しい日曜日!

歯医者に行く

嵐の中、予約してあった歯医者に出かける。

元、勤めていた会社の近くなので久しぶりの、懐かしい道のりだった。

近所にも歯科医院はあるのだが、やっぱり通い慣れたところがいいかと。

何故か、妻も同伴。

妻は虫歯もなく、きれいにクリーニングをしてもらっただけ。

私は、とれた義歯が一部欠けていると言うことで造り直しとなる。

歯石もとってもらう。

この歳にしてみれば、まだしっかりしていると思っている。

帰り久しぶりに「ニトリ」に寄り、お風呂道具、台所道具など、こまこました物を買う。

何だか新婚時代を想い出してしまった。

さて、お昼となり、どこかで食事しようとなったのだが、私は最近オープンした「スシロー」に入ろうと言うのだが妻は頑固に「あんなとこイヤ!」とごねる。

結局、またまた「吉兆佐」に行こうとなったのだが…。

なな何と!またしても駐車場が空っぽ。

何のことはない水、木と連休なのかと思ったら12月3日~12月4日までと書いてあった。(前回は水曜日の定休日だった)

そうか、きょうは4日なのか…。

もうとことん縁がない「吉兆佐」。

仕方なく家に戻り、生協のインスタントラーメンにしたが、ちっともおいしくなかった。

妻がブラックラーメンなら「大長」に行けば良かった!と言う。

ほんとうにそうだった。

「大長」とは北陸界隈では名をはせた任侠の親分の名前だ。

義理人情に厚く、困った人を助け、公共事業にも積極的に貢献した。

倶利伽羅の街道脇には今でも「大長」の名が刻まれた石仏がある。

藩主もしくは、家老が代わった時に、挨拶に行ったが何故か相手にされず、それどころか暴力を振るわれ火傷まで負って帰り、それがもとで亡くなったと聞く。

葬儀には各地の親分衆がやってきたとのことで、ほんとうにすごい人だったようだ。

横田の長楽寺に大きな墓が残されている。

その子孫にあたる人がやっているのが「大長ラーメン店」と言うことだ。

でも、あそこは確かタバコを吸ってもいい店で、一度、となりの人がタバコを吸って、イヤな思いをしたのを妻は忘れてしまったようだ。

もっとも、そこまで行くなら市場の「黒田屋食堂」の方が、気心知れた友人の店だし、安くっておいしいから間違いない。

私は、あそこの「親子丼」が好きだ。

ラーメンは昔ながらの中華ソバって感じで素朴でおいしい。

とにかく安いので、どうしてやっているのだろうかと心配なくらいだ。

しばらく行っていないし、可愛い奥さんの顔を見に行かなくっちゃ…。