リフォームした友人のY社長宅に遊びに行った時のこと。
茶室でお茶をいただいていた時、妻がティッシュを欲しいというので差し出した。
それを広げた途端、なにかキラキラとすごく輝いたのを見て、また目の調子がおかしくなったと思った。
困ったなぁ…と思っていたら妻が「私、なんか目がおかしくなったのかしら…、何やらキラキラ光ったけど…」と言うではないか。
自分だけではなく妻もはっきりと見たのだ!
社長は全く見えなかったようで「ごめん、なにか埃でもあったかね」と言う。
世の中には人には信じてもらえない不思議なできごとがあるってことは、よくTVなどで見たり、聞いたりするが実際に体験するのは初めてのことだった。
かなり強烈な輝きだった。
線香花火みたいな感じで妻のひざ元でキラキラと輝いた。
もう一度ティッシュを広げてみたが何もない、もちろん畳の上にも何も残っていなかった。
ティッシュのあった自分のポケットの中を調べても何もそれらしきものはなかった。
いったい、あれは何だったんだろう?
座敷童子の仕業何だろうか…?
ほんとうに不思議でならなかった。
社長は何かの吉兆かもしれないから宝くじでも買ったら!って茶化すが、見ていないから信じていないのだろう。
いや、社長には見えないものだったんだろうと思う。
うちら二人だけにしか見えなかったのだ。
確かに何かの吉兆なのかもしれない。
見えないものを見た有難みを感じ、神に感謝。