36年前に撮影したビデオを見ていた。
当時まだビデオカメラを持っている人は少なく、また高価でもあった。
趣味と言えばそれまでだが結婚した時も高価なキャノンの一眼レフを買ってしまった。
ビデオカメラはなんだかんだで約50万円ほど使った。
転職したばっかりで生活も安定していなかったのだが勤め先の人が持っているのを見て、我慢できずに買ってしまった。
生命保険の解約でお金を用意したのだった。
保険やのおばちゃんには散々文句を言われてしまった。
実はその前にも、もう一つ解約していたので「今度、なんに使うがけ?」ってな感じだった。
親が掛けていた保険だったので、何とも思わずに金にしてしまったのだった。
次女が生まれたころからずっと家族の生活が録画がされており、とっても興味深く見れる。
もう亡くなった父、母、叔父、叔母、兄…、みんなニコニコして映っている。
なんだか今でもそこにいるみたいな気がしてくる。
VHSのテープをデジタル化してDVDやBDに収まっているのでパソコンで簡単にみれるからありがたい。
今度は、これをハードディスクに整理しようと思っている。