きょうは岩瀬に行く。
少し早めに出て、滑川にも行って見ようと思っていたのに何のことはない、やっぱりスタートが10時頃になってしまった。
ここの祭りは夜が本番のようで昼間は見ている人もそんなに多くない。
カナル会館前の東屋でお昼にしようと鍋に火を点けたところ、誰もいなかったはずなのに曳山の集団がお昼ご飯に来られ、困ってしまった…。
女性軍の方も「あら、一緒に食事しましょう!」ってことになりすっかり曳山関係者の一人になってしまった。
いつも思うのだが、なんか「男はつらいよ」の映画のシーンみたいなパターンなのがおかしい。
自転車に乗りながら、こんな知らない町で知らない人たちと和気あいあいとお話をしている自分がおかしくもあり楽しくもなる。
一番最初に会った若い男の子は、「僕、ほんとうはこの町内の者じゃないんです」と少しみんなから離れていて馴染めないのか、ずっと私のそばにいた。
向かいに座った人たちは同じ年頃の人で町内の重鎮って感じだった。
「あんた元気やね!」
「へぇ、自転車でこんな遠いところまできて…」
ひとりは缶ビールを呑んでいたので「伏木なんかは、お酒は御法度やったけど、ここはいいがですか?」
「いやーっ、日本酒はダメやけどビールくらいなら…」
日本酒は人が変わってしまうから…との話は傑作だった。
きょうも自分は堅いもので「炭酸水」のみで健康的なサイクリングだった。
夜はこの神社の前で「ケンカ山」が始まる。
ぶっつけると言うよりロープの引っ張り合いみたい。
夜に見にきたいなぁ…。