てっちゃんの「きときと日記」

毎日が楽しい日曜日!

怖い話

先月にとんでもない急病で病院に運ばれ緊急手術した義弟が暮れの挨拶にやってきた。
入院中はコロナ感染の対策の為、家族さえも近寄れず全く見舞いにも行けず、様子も伺えずにやきもきしたのだが何とか退院できた。
その入院中の出来事なのだが、なんと夜中になると廊下をぺたぺたとさ迷い歩く幽霊がいたというのだ。
看護婦にも訴えたが「それは私たちでしょう…」でもそうなら懐中電灯を照らしているのでわかりそうなもの、彼は間違いなく幽霊だったと言う。
部屋が変わってからは出なかったという。
彼にはどうやら霊を感じ取る能力があるみたい。以前にも国道を走っていたら、あるはずの燃料が急に0に近いメーターになりあわてて傍のスタンドに駆け込んだらそこに幽霊が立っていたという。
目の玉が飛び出してブラブラしていたとのことだった。
普通ならそこで怯えて腰を抜かしそうなものだが、そこが彼の度胸のすわっているところ。
もの落ちしないので幽霊のほうも消えていったようだ。
そう言えば彼の甥っ子も、面白いこと言ってた。
「おじさん僕、何が怖いってこの世に幽霊がほんとうにいるって知ったことです!」
友だちと肝試しに行ったトンネルで彼だけに幽霊が見えたのだった。
あぁ、怖い話をしてしまった…。