TVで放映されたので録画してプロジェクターを使って大画面で見た。
昭和33年の東京がドラマの設定。
昭和の33年と言えば自分は8歳、ちょうど国体が富山県で開催されていた頃だった。
最初の模型飛行機を飛ばすシーンから引き付けられる。
そうだ、確かにこんな紙飛行機を飛ばして遊んだっけ。
子供たちの恰好も、ほんとうにこんな格好だった。
見ていて、過去の自分の幼少時代が次々と思い起こされていった。
TVがまだなくって、よその家のを窓を開けてもらって道から見たり、床屋や銭湯に行って見たものだった。
物はなかったが、それなりに楽しかった。
今は物があり過ぎて、便利すぎて、有難みも感ぜずに、感激もない。
通りに出れば必ず人に会えた、あの頃がとっても懐かしく思い出す。