なにか導かれたかのように今年も、この人の命日近くにこの家を訪れる。
なんと昨年は22日に訪れていたのだった。
個人宅の庭に建っている志那事変で戦死した人の銅像だ。
銅像は若いままだが、生きていれば108歳だろうか。
明治44年生まれの父と同年代の人だ。
王道楽土、五族協和のスローガンのもとに新大陸ユートピアの満州国。
その中・ソ国境の紛争に巻き込まれて戦死したのだろうか。
応対してくださった家人も時代が経っていて、よくわからないようだった。
銅像は50年ほど前に建てられたものだとのこと。
映画「ラストエンペラー」は、その時代の様子をみごとに描いている。
あらためてその映画にも興味が沸いてきた。
是非、再度見てみたいと思う。
ほんとうに王道楽土、五族協和の理想な国はつくれないものだろうか。