なんかパッとしない天気だが、降らないだろうと出かける。
古城公園で「万葉集朗唱の会」が行われているとの報道に、もうそんな時期なのかと時の過ぎる速さを痛切に感じる。
このイベントでは元の会社で同僚だった人と会えるのが楽しみ。
在職中は、いろいろぶつかることもあって「なんと、憎たらしい女」とまで思った、いわゆる「お局」さんだ。
今ではお互いに会社を去った人間として、こだわりもなく懐かしい話で盛り上がる。
帰り道、実家に寄ろうかと街を走り抜けようとしたらY社長の家の前に車があるので寄る。
玄関も半分開いているのに何度も「社長!」と呼ぶが反応なし。
しばらく待っていると買い物袋を下げてやってきた。
体調が悪く、きょうは仕事を休んだとのこと。
ほんとうに疲れている感じだった。
空も怪しくなってきたので早々に、おじゃまして家路に急ぐ。