城端善徳寺「虫干法会」で好きな「蓮如太鼓」「城端チョンガレ踊り」「盤持ち大会」があるので出かける。
自転車では2時間近くかかるのだが今回は道のりが最短コースだったのか一時間半ほどで善徳寺に着いた。
早く着きすぎた…。
境内をウロウロしたり街を散歩して時間をつぶす。
12時ぴったりに「蓮如太鼓」が始まる。
何度も見ているが、太鼓の迫力もさりながら蓮如役の法衣をまとった人に思わず手を合わせてしまう。
見事になりきっておられる。
この後がブランクあり過ぎて困った。
何しろプログラムなる物が全く貼りだしてなく進行がさっぱりわからない。
山門で物品販売をしている人に聞いても反応がない。
ひょっとしたら「ちょんがれ」も「盤持ち」もないのかも…。
待つことと二時間余り、やっと「千代音加礼踊り保存会」の方々がようやく姿を現されたのだが、これがまたなかなか始まらず…。
何でも本堂での法話が終わらなければ始められないとのことだった。
そのうちに3時から始まると言う「盤持ち大会」の係りの人が山門で準備に取り掛かられる。
どうやら「ちょんがれ」は同時進行になるようだ。
まずは相撲甚句みたいなような「盤持ち甚句」?から踊りが始まる。
なぜか踊り手は地味な作業委で登場。
この南砺地方の獅子舞でもそうなのだが衣裳が地味すぎる。
加賀の役人に華美を咎められていたのだろうか…
土山御坊での「ちょんがれ踊り」では華やかな着物姿に菅笠をかぶっておられた。
これは男衆が踊るべきなのではとさえ思ってしまう。
踊りが終わると同時に人々が山門に集中。
盤持ち大会がフアンフアレーもなく静かに始まった。
ここは大音響な音楽とたくましい司会者の挨拶で始まりそうなものなのだが…。
まずは女子の参加者
20キロの俵だそうで、これなら何とか持ち上げられそうだ。
ただ持ち上げるのではなく、片手を上げたポーズを何回時間内にできるかを競うようだ。
女の子です!
こちらは青年で俵は60キロかな?
膝の上までは何とか乗せれても、そのあと一気に肩に持ち上げるのはそうとうな力がいりそう。
このあともたくましい男性が控えていたと思うが時刻が3時半を回ってしまい
帰り道の時間も考えてここで後ろ髪惹かれるようなきもちで別院を去ることにした。
暑い暑い一日だった!