雑庫を整理していたら、こんな写真がいっぱい出てきた。
義母が死ぬ間際まで寝床に抱ていたアルバムの中の写真だ。
想い出の詰まった数々の写真だが、誰が写っているのかよくわからない…。
まだ娘時代の義母もいるみたいだ。
今ではスマホで簡単に写真は何枚でも撮れるが昔は、なかなか写真と言うものは撮れなかった。
それがかえって貴重な一枚になって残っているのだが、残念ながら、いつどこで誰が何でどうして…がよくわからない。
義母にとっては、かけがいのない自分の若き華やかな時代の想い出がアルバムに詰まっていたのだろう。
特にアルバムから剥がされて何枚かは胸元に抱ていたみたいだった。
それは、やっぱり自分を生んでくれた母、そして同級生、仲の良かった友達だった。
ずっと思いにふけってたんだろうな…。