全身の力を振り絞って鐘を撞いた!
「ゴーン!」
気持ちが良かったので三回も撞いた。
茶店で「ラーメン」を食す。
麓まで降りなければ昼飯はできないと思っていたので、うれしかった。
「フーテンの寅さん」みたいな気分で居合わせた熟女二人を相手にピチャクチャ…。
「タコ焼き」も「缶ビール」もあったから、今度ゆっくりと「また来るちゃ!」
山を下りて、雨晴海岸~国泰寺と回って帰る。
帰ってくると妻が、おそい昼食を食べていた。
「あら、早いお帰りやね…」
そうか、もう一走りして氷見まで行ってこればよかったのか…。
大発見!
あぁ、そうそう、鐘撞き堂の銘板に、なんと父の名前が刻んであった。
亡くなった社長の名前もすぐそばにあって胸がいっぱいになったのだった。