倶利伽羅の八重桜はどうだろう…。
自宅を出て県道に出たら目の前を旅姿の若者の自転車が通り過ぎて行った。
それとなく後を追ったら振り返って声をかけてきた。
33歳の若者だった。
「どこに行くの」と聞くと「沖縄に行く!」と言うのでびっくり。
沖縄出身で東京にいたのだが仕事を辞めて自宅に帰るとのことだった。
東京を出て10ヶ目とのことだった。
何かと気が合って、一緒にしばらく話しながら走った。
もっともっと一緒に走りたかった…。
例年なら今頃がちょうどのはずなのに、もう八重桜も散り始めていた。
僅かに残っている桜の木の下で花見をしていたご婦人方三人に声をかけられフルーツ、コーヒーをご馳走になった。
この人たちももいい人たちで話に花が咲いて賑やかで楽しかった。
展望台に行くと、次から次と県外からの車がやってきて賑やかだった。
きょうは遠くの山もスッキリと見えてよかった。
下りは快調だったが寒いくらいだった。
そしてきょうも帰り道は強い向かい風に悩まされた。
帰ってくるとクタクタな状態だった。
でもほんとうに楽しかった!