自転車(MTB)で庄川峽を目指す。
道路には雪がないがところどころ凍り付いている箇所があり要注意。
普段走る自転車道路が雪で走れないのが残念だ。
途中、先月にも寄った砺波市宮村にある景完教寺の「待君之碑」の前に立つ。
雪にかぶった碑をながめていたら「何か御用ですか?」と通りがかりの車の中から女の人が声をかける。
聞けば、この寺の奥様とのこと。
さっそく疑問に思っていたこの碑の正式の読み方を聞いてみる。
「たいくんのひ」と読むとのこと。納得
この碑にある「在満報国農場」に農兵として満州に渡って、そして帰らなかった若者たちは砺波地方の若者たちだけではなく富山県全域から招集されたものだともわかった。
まだ二十歳にもならない10代の若者たちだった。
満州に行く前に、この砺波で教育訓練があったとのこと、そして数少ない生き残ってい
る人が、この砺波地域にいるとのことだった。
もうかなりの年輩になるようだ。
是非、会ってお話を聞いてみたいとおもうのだが…。
そのうちにこの碑のことは誰も語ることもなく忘れ去られてしまうかもしれない…。
奥様もそれを心配しておられた。
「また、よかったらお茶でも飲みにいらっしゃい!」
きょうは、ほんとうに出会ってうれしかった人だった。
そのあとは庄川峽
きょうも、おいしいものを食べさせてもらい感謝!