青春時代を共に過ごした仲間との忘年会に行く。
久し振りの夜の街。
みんなすっかり老けてしまった…。
自分が一番若く69歳(もうすぐ70歳)あとはみんな70代。
もう80歳になろうとしている人もいる。
14名中、3名の欠席。
亡くなった会員はすでに5名ほど。
サークル活動の先輩組と後輩組の会が統一して一つの会になって10周年になる。
型通りの幹事、会長の挨拶があり宴会は始まった。
昔は口も聞けないほどの目上にあたる諸先輩と、こうして杯を交わせるのは時代の流れというか、歳をとればみな同じ!
ずっと「庄八」を利用している。
顔なじみのお姉さんが先輩と同級生とのことで、またまた盛り上がる。
十分呑んで食べて9時に一本締めで閉会。
二次会もなしで真っすぐに帰るはずだったが、何故か呑み足りなかった先輩が一人いて、別の店に引っ張られてしまった。
そこでまた呑んで、食べて9時50分の列車で帰ろうとしたのだが…。
結局、振り回されてしまった。
宴は楽しかったが、そのあとの大トラの相手で一気に疲れてしまった。
道路に寝そべり、起こすのに一苦労。
まだまだ他の店に行こう!と扉を開けて大声、それを外に引き戻す。
もう一人のノンアルコールだったY氏の車で家に送ろうとしていたのだが、最後は振り払って走り出して逃げてしまった。
その足の速いこと!
ほんとうに酒って怖い。
そのあと、どうなったか心配だったが、無事家に帰ったとのことだった。
やれやれ…。
私は最終の11時10分の列車に乗り込み、家に着いたのはもう日が変わろうとしている頃だった。