天気につられ自転車で出かけたが、何かその気になれない…。
空も秋には珍しい黄砂のせいか暗くなってきた。
小矢部メルヘン道の駅の足湯に浸かりながら行き先を探る。
そのうちに小学生の団体が郊外活動なのかやってきて賑やかになった。
小学三年生だと言う。
うちの孫みたいなのもいて可愛く見ていた。
しばらくして去って行ったが、その後は居合わせた人たちが今まではお互いにしゃべることがなかったのに、にこやかな顔になってしゃべりだした。
子供の存在と言うのは素晴らしいものだ。
人を和やかにする。
小矢部川で投網をしている人を見かける。
かなり流れの早い所なので心配で見ていた。
あっちの岸からこっちの岸の方まで来られたが何度も網を投げながらも収穫は見ている限りはなかった。
そう若くもない人だったが、自分だったら足をすくわれて流されてしまうだろうと思った。
結局は、きょうはそこからは何処にもいかず家に帰ってしまった。
気の向かない時は危ないからやめることにする。
帰ってからは久しぶりにプロジェクターを出して映画を見る。
やっぱり「寅さん」がおもしろい!
そして人情に泣くのだった。