実は、ここ数日体調が思わしくなかった。
何をしていても気がそぞろで集中できず、時折くる激痛に頭を悩ませていたのだった。
それが、きょう一気に快復に向かい、まるで天国に昇ったような気分だ。
確か、先週の土曜日だったと思うが台風が来ると言うので畑で飛びそうなものを片付けていた時だった。
重いものを持った瞬間、なにか異様な感覚をお尻に感じた。
まさかそれがずっと尾を引いてわが身を悩ませるとは思ってもみなかった。
外痔だった。
初めはそんなに気にするほどの大きさでもなかったのに、週末あたしから腫れだしてきて何をするにも時折激痛が走り悩まされることになった。
特に一昨日あたしから夜がひどかった。
寝返りもできない、咳もできない…。
きょうは仕方なく病院に行こうと覚悟していたのだった。
きのうの夜は特に症状がひどく身体を動かすごとに激痛が走り、眠れない夜だった。
それが朝起きると、なにか変…。
なんと腫れが引いていたのだった。
思いっきり腫れていたので頂点だったのだろう…。
まさかの不思議だった。
考えてみればいつもそうだ。
蜂に刺された時も、咳が止まらなかった時も、目が腫れあがったときも…。
堪えて、堪えて医者に行った頃が頂点で治りがけなのに、それがグッドタイミングでお医者さんの目立てと治療のお陰のように思ってしまう。
行くなら早い段階に行ってこそもっと楽になれたものを…。
とりあえず今回も医者にも行かず治りそうだ。
きのうと比べて、きょうのさわやかなこと!
なにか身体がウキウキしてくるのだった。