おかしなもので、この暑いのにまた自転車で飛び出す。
やはり自分の身体には河内の鋳物師の血が流れているのだろう…。
なにしろ現役中は常に1.000度を超す溶解炉の前に立っていたのだから。
きょうは新湊方面に向かった。
出航寸前の県営フェリーに飛び乗ることができた。
サイクリングロードを走り「足洗公園」付近で質素な昼食。
帰りも無料の県営フェリーに乗って新湊に戻る。
なんと新湊の街で一足早く曳山をみることができた。
格納庫ができたのでお披露目のイベントとのことだった。
庄川サイクリングロードを走って帰る途中、大金の入った財布を拾ってしまった。
大金と言うか万札もしかり、各種のカードがいっぱい入っている。
何か連絡方法はないかと探すがなかな見当たらず、一つだけ住所に結びつくようなものがあり、それを頼りにスマホでネット検索して何とか、その家に連絡できたが本人の確認ができず困った。
必ず気が付いて戻って来ると思い、その場にしばらくいたのだが時間が経つばかりなので移動したが、しばらく走行していると向うからランニングしてくる女性がおふたり。
「ひょっとして○○さんですか?」
と尋ねるとそうだと言う、自宅から連絡があって気が付き戻ったとのことった。
「どうしてこんな大事なもの落としたの?」
どうやら汗を拭くのにバックからタオルを出してそのまま口を開けたまま走っていて財布を落としたとのことだった。
とにかく本人に確実に渡せてよかった。
いいことをしたあとは気持ちがいいものだ。
帰ってからのビールのおいしかったのは言うまでもない…。