最近では「ペイペイ」なるものまで出てきて急激なキャッシュレス到来となっている。
都会に行くにはまず「スイカ」「パスモ」の磁気カードが必需品。
これさえあれば、あの混雑した都会の駅でもたもたと切符を買う必要もなく自動改札機にタッチするだけで人の流れを乱すこともなくスムーズに行動できる。
購入というより「パスモ」に書き込み。
車両に乗り込むと自分の座った席の上に読み取り機があって、「パスモ」をタッチすると赤色のランプが緑色に変わる。
赤色のランプに下にいるとグリーン券を購入していないことになり車掌がかけつけることになるのだ。
それが慣れていないので緑に変わったと思って座ったのに、いつのまにやら赤に戻っていて何度も息子から注意された。
あげくにカードを落としてしまったり、汗だくだくだった。
やっと落ち着いたころ、隣の席の「おじちゃん」が車内販売の飲みものを購入した。
支払いはどうするのかと見ていると、なんとまたあのランプのとこにカードをかざすのだった。
いったいどんな仕組み何だろう?
誰も小銭なんかチャラチャラさせることなんてないのだ。
三日目の出発間際にホームの売店で飲みものを買うときにカードを使ってみたのだが、店員にカードを見せると何やら指差される。
手前にカードをタッチする機械があったのだった。
自販機で買うときもカードを使って見たが、こちらは飲みもののボタンを押してからカードをタッチすると飲みものが出てきた。
こんなこと普通のことだと言われるかもしれないが、田舎者にはすごく刺激になったのだった。
全く便利と言うか年寄りには難しい時代になったものだ。
そう言えば近所の「おばちゃん」が言ってた。
何やらスーパーでの買い物が億劫になってきたとのこと。
支払いが自分で機械を扱わなければならないので難しくって嫌だとのことだった。
わかるなぁ、その気持ち…。