「こうもり洞窟」を探しに行く。
若い時に行った覚えがあるのだがどうも思い違いなのかもしれない。
6月にも行ったが、あまりにも坂道がきつく、そして暑かったので引き返した。
今日は、そのリベンジともいうか、なんか行かなきゃいけないように感じて…。
小矢部市の宮島峽に行くようにして自転車を進める。
駐在所を過ぎたあたしで右折して山に入っていくのだが、きょうも寒いようで坂道を登っていると汗が出てきた。
上着を一枚脱いでいたら、通り過ぎた軽トラがUターンしてきて顔を覗き込むようにした。
「怪しい人物」として見たのか…、顔を見たら安心したことだろう。
こんな山奥にも集落がある。「嶺」という所。
6月に来た時は、突然訪ねた家では親切に応対をしてくださった。
人のいい人たちばかりが住んでおられるようだ。
ここからずっと上り坂が続く。
なんでか「寿老人」
あとで考えてみると、ここが「こうもり洞窟」に行く三差路の目印だった。
なんでも洞窟で自殺した、あるいは事故があったとかで案内板は無くしてしまったとのこと。
結局、そこを見逃してしまったので残念ながら今回も洞窟には行かれなかった。
山頂にはもちろん誰もいなく、小雪も降ってきて寒くなってきた。
登りは汗をかくほどだったのに、下りは風を切るので寒かった。
下りはスピードが嫌でも出てくるので危険で慎重にブレーキをかけながらおりた。
なんとか雨にも遭わず、きょうは楽しく自転車に乗れたので満足だった。