加賀の前田に対して前線をはっていた佐々の城跡を巡ってきた。
まずは蓮沼城跡
元々は畠山家の守護代「遊佐氏」の城だった
ここは三度めのはずなので、すんなりと行けるはずだったが、やっぱりよくわからなかった。
このあと県境にに向かって一乗寺城跡を目指し「八講田」という所までnaviに沿って走る。
自転車naviは狭い道も案内してくれるので助かる。
ところが県道214号線は通行止め!
でも自転車ならいけるかも、と侵入。
ところがほんとうに歩くことさえままならぬ完全通行止め。
思えば、ここで引き返すべきだった…。
作業員がお昼の休憩をいいことに自転車を担いでなんとか、あっちに行ったのだった。
しかし、山道は怖い。
だんだん狭くなるし、坂道はきついし、熊でもでてきそうな雰囲気に参ってしまう。
やっと案内板があったと思い、その看板が向いているところに行けばいいのかと草むらに入って行ったのだが…。
とんでもないところに出てしまい、それでも行こうかと思ったのだが、足元が悪すぎるのでやめる。
止めて正解だった。
あのまま奥に入って行ったら完全に迷っていたかも。
明るい峠を越して津幡町に。
ここに来て初めて正式の案内板が目に入ってきた。
まだまだ続きそうだったが、帰り道が心配になって、きょうはここまで。
その心配した帰り道だが、案の定大変なことになった。
八講田には戻れないと思い、南横根を下って国道359号線に出ようと山の中をさ迷っていたら軽トラのおじちゃんが「こんなところ道らしくもないから危ないし、迷う危険が大きいから広い道を案内する」と先導してくれた。
それが大変な回り道だったのだ。
ずっと森本方面に下って行って、それからまた戻り、坂道を延々と走り、やっと359線に出た時はクタクタだった。
内山トンネルも怖かった!
でもなんとか4時半ころには家に帰ってこれてホッとしたのだった。
考えてみれば5時間余りも休憩なし、飯なしで走っていた。
帰ってすぐにビールを飲み、日本酒も呑み、妻の作ってくれた「お好み焼き」を腹いっぱいに食べて、幸せだった!