先日行った「足洗温泉」の源泉があって、お湯が垂れ流しになっているところがあるというのでMTBに乗って探しに行く。
きょうは週末の土曜日なのでフェリーは若い人たちがいて賑わっていた。
ちょうど大きな貨物船が大橋をくぐろうとしていた。
無料の県営フェリーは5分ほどで対岸の堀岡に着いた。
このあとは旧射水線の軌道跡のサイクリングロードを「四方」に向けて走る。
「足洗温泉」の近くですぐわかると思っていたのだが、ぐるっと田園地帯を何度も回って見てもそれらしきところがなく、畑作業をしていた男性に聞いてみる。
「えぇ、そんな所あるなんて、聞いたことないわ!」
あっさりとそう言われ、ガックリ。
天然ガスの井戸跡ならすぐそこにあると言われる。
どこかでガス爆発があってから危険ということで鉄板で蓋をしてあるという。
どうやらこの地帯の地下にはエネルギーが充満しているようだが噴出量も少なくなったために現在は閉鎖状態。
でもいつかまた、ここからガスが噴き出すかもしれない。
これもおもしろいが、やっぱりお目当ては「温泉」だ!
さっきの人より少し離れた所にいた人に、恐れながらと聞くと、その人はすごくおもしろがって反応してくれた。
「あんたスキヤネ!」
丁寧に教えてもらって早速、行って見る。
なんと先ほど何度も通った所の近くだった。
これが「足洗温泉」の源泉。
しかしお湯は垂れ流しになっていない。
以前は確かに近くの用水のそばでパイプから噴き出していて、トラックに汲み出して持っていく人もいたようだ。
このパイプを通して「足洗温泉」に届くみたい。
弱アルカリ温泉で33°くらい。
やはり天然ガスの危険性もあって、そこは蓋をしてしまったようだ。
もう一ヶ所、現在も細いがチビチビと温泉が出ているところがあるというので、そこを探しに行くのだが、これもなかなかわからない。
どうしてもその温泉に手を触れなくっては気がすまなくなって、再度さっきの人の所に聞きに行く。
「雨樋みたいな細いパイプやから、わかりにくいから歩いたほうがいいかもしれん」
そう言って細かく教えてもらい、何度も何度も行ったり来たりしたがわからなかった。
そのうち、どうも怪しい人間に見られてしまい、時間も夕暮れに近づいてきたので
きょうはこれまで。
また日をあらためて来よう!