パッとしない天気。
こんな日は¥200の公営銭湯に行く。
近くではないので車に乗って行かねばならないのがイマイチ。
下駄を履いてタオルを片手に行った、近所の銭湯が懐かしく想う。
市内の60歳以上は¥200だが、若い人や市外の老人は¥420.
しかし、わざわざ市外の者ですという人はいないだろう。
まだ60歳なりたての頃は、少し気をもんだこともあったが、今では堂々と…。
きょうは珍しく湯船に浸っていたら隣の人が話かけてきた。
先日のオーバードホールの「社会人吹奏楽祭」に行って来て、楽しかったと言う。
すっかり気が合った。
その人はクラリネットを奏でていたそうな。
つい長話になりかねそうだったが、幸いというか、その人は発音がはっきりしないタイプの人で、残念ながら言っていることが半分以上理解できない。
一方、こちらも耳が不都合なので結局は、ほとんど会話がなりたたないのだった。
漫才みたいのような、今後の老後生活が思いやられるような一場面だった。