高岡ウイングウイング4階ホール
とにかく暗いので、しばらく動けないくらい。
直接、本尊の近くに行くのは人数に制限があって列をなしている。
ゆっくり見ている人もあれば、あっさりと見て帰って来る人も…。
「触ってもよし、カメラの撮影もよし」
本当の国宝だったら、どうなんだろう…。
最先端の3Dプリンターで作った原型も、また違った魅力がある。
同じ鋳物の仕事をしてきた者として、今回の再現作業に携わった人々の、並大抵なるご苦労が伺われる。
しかし、遠き飛鳥の時代に、よくもこんな立派な仏像を作り上げたものだと感心せざるを得ない。
銅を溶かすには1.200度を超すエネルギーが必要。
どんなふうに作業していたものだろうか…。