昔、撮ったVHSビデオテープのデジタル化の作業は順調に進んでいる。
毎日、可愛い子供たちに囲まれた自分を見ていて、気持ちは30数年前にタイムスリップ。
ところで、ハッと気が付いたのだが、ビデオに写っている「じいちゃん、ばあちゃん」は、いくつだったのだろう?
すっかり年寄りばっかりと思い込んでいたのだが、なんと30年前には、まだ60歳にもなっていない計算になる。
貫禄があったというか、苦労していたのか見事に老人だった。
今の自分より若かったなんて信じられない。
将来、子供や孫たちも、こんなふうに過去の映像として私や、妻を見ることがあるだろうか。
そんなとき、どう思うのだろう…。
「元気な、じいちゃんやったね!」
「怖い、ばあちゃんやったね!」
そう言って懐かしんでくれる時も、必ずやってくるのだろう。