5月22日(日)の行動
いつもよりは早めに9時頃に家を出たのだが、なんせ津幡の山を越えなければならないし、道に迷うなどで「銭五の館」に着いたのはお昼を回ってしまって1:00だった。
銭五記念館
とりあえず、この「大野湊公園」で、コンビニで仕入れた冷たーい飲み物と弁当で一服。
落ち着いた頃、目の前を何度も散歩されている同年代らしき紳士に声をかける。
銭屋五平衛の話しから話題がすすみ、「ここは安宅弥吉の生まれた所でもあるのです!」
「安宅産業の創始者ですよ!」
そう言えば聞いたことがある。
何やら石油の開発で失敗して事業が破綻した会社の記憶が蘇る。
「ザ・商社」というドラマにも覚えがある。
銭屋五平衛、安宅弥吉
ともに一時は絶大な富と権力を手にした人物だ。
銭屋五平衛は遠くオーストラリアの地にまで土地を所有していたと言われる。
安宅弥吉も日本の大商社に方を並べる「安宅産業」を築き上げた。
でも歴史の中では、その栄華はわずかな時間だった。
まさに「夏草や、兵どもが夢の跡」と言えようか。
繊維機械の会社関係だと言う紳士に「大野湊神社」を案内してもらい、加賀の前田家の話しも聞かしてもらい時が過ぎてしまった。
正直、時計を眺めながら「もう、帰らなくっては…」、そんなあせりを感じていた。
もっと時間のゆとりがあればよかった。
今度は、もっと早く出て、道に迷うことなくコースを熟知して再挑戦してみよう。