ポストに、こんなラッキーな封書が入っていた。
そう言えば、いつだったか妻に頼まれて、行きつけの「ガソリンスタンド」に応募券を何枚か入れたっけ。
当たったのは一枚、一人だけ。
同伴者は¥7.800を払えば参加できるとのこと。
「ねぇ、いっしょに行こうよ!」
滅多に旅行なんかしないので妻は乗り気十分である。
しかし待てよ…。
どこかでこんな似たような悪徳商法の旅行の話し聞いたことあるぞ。
確か、そうだ。
スーパーで買い物をして旅行が当たって楽しみに行ったら、とんでもない悪徳商法にあって高い宝石を買わされてしまった…。
そんな話し、いくつか聞いた覚えがある。
案内をよく見ると、やっぱり「ビーナス」とか美と健康のリラックススポットに寄る旨がしっかり明記されている。
まぁ、必要ない物は見ない、買わないつもりで行けばどうってこともないかもしれないが、やっぱり気のいい、私たちは「イイかも」になることだろう。
張り切っていた妻だったが、私の言う事を珍しく素直に聞いてくれて、「やめようか」
と言うことになったのだった。
どうせ遊ぶなら堂々と自分のお金で遊ぶのが間違いないだろう。