年末の買い物でもらったドリーム券
「当てっているかもしれない」と妻が言うので砺波の買い物をした店に出かける。
特等は三万円! 宝くじみたいな大金でないところが現実的な夢でいい。
当たったら、何に使おうか…。
そんな期待に夢膨らませて店頭の発表を覗いたのだが、一枚も当たっていなかった。
そう言えば恒例の「お年玉年賀はがき」も今年は一枚だけ当たっていた。
少ない割には我が家は大体3枚くらい当たっていた。
あんまり大当たりすると運が尽きると言われるから、これで吉なのだろう。
大型スーパーに行くと、もう冬物の割引セールが行われていて長靴などが安く売られていた。
暮に買った¥6000ほどの長靴がなんと半額近くになっていてびっくり。
もうすこし待って買うべきだったかな…。
「このコーナー、特別割引」とか書いてあってズボンが¥500だった。
気に入ったのがあったので試着までして2本買おうかと思ってレジに行こうとしたら…。
よく見ると私の手にしたのは¥500ではなく表示価格(¥4.000近く)の30パーセント引きと¥1.000の物だった。
2本で¥1.000だと思い、千円札を出したら、また可愛い顔した女の子が怪訝な顔して「あの~っ、お客様…」と言われるところだった。
先日は銀行でお金を下すつもりで窓口に立ったのだが、いつまでたっても女の子が黙って相手をしてくれなかった。
催促すると「あの~っ、お客様、ご入金のお金を…」と言われ、入金伝票を出したことにやっと気が付き、大恥をかいてしまった。
毎日、家でぼーっとしていると、だんだんと社会に馴染めなくなってくるのかも。
あぁ、もうちょっとでまた大恥をかくところだった。
と言うことで結局、何も買わずに店を出る。
はっとして体中が熱かったのだが外に出るといっぺんに冷え込んでしまったのだった。