てっちゃんの「きときと日記」

毎日が楽しい日曜日!

いろんな出会い

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きょうも「きときと空港」横の「展望広場」に出かける。

きのうより一時間早く8:30に出発。

途中で懐かし人に遭ってしまう。

二十歳頃に恋した人だった。

初めて「結婚」と言うことを意識した人でもあった。

思わず昔の名前で呼んでしまった。

あっちは、私がヘルメットをかぶっていたせいもあってか、なかなか気が付いてくれなかった。

私も、あまりにもあっちが老けていていたので最初は他人かと思ったのだった。

女は変わる…、完全の「おばちゃま」だった。

ひょっとしたら、この人と世帯を持っていたかもしれないと思うと、人生はおもしろいものだ。

と言うことで、かなり立ち話をしてしまった。

空港に着いたのが10:45着の東京からの飛行機が降りてくるころだった。

富山発と勘違いしていて川下から降りてきた飛行機に、あわててカメラを向けた。

きょうもいい天気だ。

いろんな人と出会った。

同じ年配の夫婦。

ご主人が昨年、脳こうそくになられたとか。

一生懸命にリハビリを兼ねて回りを歩いておられた。

組合活動に専念していてストレスがたまっていたとのことだった。

親子のような母と娘。

てっきり親子かと見ていたら、嫁と姑の間柄とのこと。

「嫁がどこにでも連れていってくれる」そう言って、微笑んでおられた。

老人ホームの団体

車いすに乗せられた人達がたくさんやってきた。

元気のいい人は自分で車いすを動かして、あっちこっち回って楽しんでおられるが、ほとんどの人は無表情で座ったまま。

そのうちに「寒い!」と言う人も出てきた。

確かに風が強く、じっとしていたら寒いかもしれない。

連れてきた職員の人たちは、みんなまだ若い20代みたい。

記念写真を撮るのに「チーズ!」とか「バンザイ!」とか、いろんなポーズを要求している。

義母がホームで何やら歌を歌いながら手を上げたり、下げたりさせられて、「馬鹿バカしくって、やっていられない!」と言っていたことを想い出してしまった。

ほっぺに両方の指を添えて「可愛い!」と言うポーズをさせられているときは、少し哀れに感じてしまった。

最後、職員の皆さんも含めての記念写真のシャッターを頼まれる。

どうも一人、元気なハイなおばあちゃんが一人だけいて、その人が、おしゃべりばっかりしていて、なかな正面を向かなかった。

異常なくらい、はしゃいでいる人だった。

意外と、こんな人の方が先に逝くんだなぁと、何故か思ったのだった。

飛行機は嫌ほど見たので満足。

でも、ほんとうにこの公園は気に入ってしまった。