まずは中居鋳物資料館に寄った。
なんと遠藤関は、この穴水が出身地だった。
高岡も鋳物の町だが、ここ中居はもっと歴史が古い。
しかし高岡の大量生産の攻撃にあって負けてしまったのだった。
高岡の鋳物に従事した者として、なにか申し訳ないような気持で訪れた…。
本来の目的は、ここに来ることだった。
カミさんがどうしても行きたいと言って…。
何やらTVで放送されてとても人気の店とのこと。
鍬や刀みたいな包丁などが並んでいた。
どうやらその中の一つを買おうとしているので(とても高い!)見ないことにしようと外のベンチに座って待っていた。
お店から出てきた妻が何も手にしていないので聞くと、とにかく注文が多く店に並んでいるのも売り物ではないとのこと、どうしても欲しいなら2年ほど待たねばならないようなことを言われたらしい。
地元の鍛冶屋としては本来のお客をおろそかにしたくない気持ちが強いとのことであった。
あまりTVで放送されるのも問題だなぁと思った。
このあとお腹が空いたので九十九湾の今年できたと言う「イカの駅つくモール」に行くことにした。
それが海岸線から行ったら途中道に迷ってしまった。
ナビを見ているのだがよくわからず、けっきょく交番に寄って聞いたら、それがまたおもしろかった。
なんと交番のテーブルに「イカモール行き」の地図が交番の発行で用意されていたのだった。
若いお巡りさん曰く「よく迷って来られるんですよ!」
笑ってしまった!
順番を待つことなくすんなりと席に着き食べれた。
店員さんの話では、いつもはすごい混雑なんだそうで、「明日は休みだしお客さんはラッキー!」だとのことだった。
久し振りのかなりの距離のドライブ、道に迷ったりして、やはり軽四では少し疲れてしまったのだった。