もう下火になったのかと思ったインフルエンザが、いまだに流行しているようだ。
義兄の見舞いに病院に行き、姉に連れ立って廊下を通り、部屋に向かっていたら看護婦さんが慌てて飛んでこられた。
「入口に書いてあったと思いますがインフルエンザが流行しているので、見舞いは極力遠慮してもらっています」
とのことで、部屋には入ってはいけないとのことだった。
姉は着替えなど持参していたので部屋に入ったが、私と妻は廊下から覗くようにして挨拶だけさせてもらった。
幸い、廊下に近いベッドだったので顔を見れてよかった。
インフルエンザなんて自分は、かかったことがあったかな?
あったとしても、もうずっと昔の小学生の頃かな…。
今年のA型は高熱になるそうだが、高熱になったこともめったにない。
何だか、あまりにもインフルエンザと騒ぐので帰りは気持ちのせいか頭が重くなってしまった。
そう言えばずいぶん前のことだが、やっぱり親戚の見舞いに来て、胃けいれんを起こしたことを想い出した。
その病院で診てもらえばいいのに、わざわざ電話して別の病院に、やっとの思いでたどりついたのだった。
死ぬほどに苦しかった。
注射を打ってもらい落ち付いたが、家に帰ってまた発作が起きたりして大変だった。
どうも気が弱い性格なので病院に入っただけで病になるのだった。
きょうは帰ってから早々にアルコール消毒したので何ともなかった…。
やれやれ…。