先日から何故か気にかかっていた。
別に枕元に立ったわけでもないが雪が降ったら行けなくなるので晴れているうちに行ってみることにした。
柴野内島にある千手観音菩薩像を拝みに…。
宗教心などはないのだが、この菩薩像と清水山の千手観音像には何か思いがあるようだ。
この辺りは高岡奉行だった寺島蔵人の先祖が城を構えていた所。
観音像は寺跡だった山のすそ野に野ざらしになっていたらしく、それを見た高岡の人が自費でお堂を建て、地区の人々も賛同して現在に至る。
お堂の扉を開けて、観音様を拝むとなぜか、そこに光が射して浮き立って見えるから不思議。
ほんとうに宗教心がないのに思わず手を合わせてしまう。
帰ってきて写真をPCに取り込もうとしたら何故か一枚も写っていない。
確かにフラッシュもたいてシャッターを切ったはずなのにだ。
呼び寄せられるように行った、きょうの観音様。
何か摩訶不思議なものを感じてならないのだった。
写真は前回に行った時の物。