次女が残していったＭＤコーダーを胸に入れてサイクリングに出かける。
氷見の海岸に到着して壮大な日本海を眺めながら耳元から流れてくる曲は、これまた壮大なワグナーの「タンホイザー序曲」。
普段は家の中で聴くが、こんな自然の中で聴くのは最高だ！
先日から昔の遺物を楽しむかのようにＭＤの録音に凝ってる。
カセットテープみたいに自由に操作できて音質もいいから楽しい。
これを持って外に飛び出したらおもしろいだろうなぁと思っていたのだった。
昼食も兼ねて海岸で聴いていたが風が強くなって寒くなったので、そのままレシーバを付けたまま、今度は「足湯」に浸りながら、序曲集を聴いた。
ひとり悦に入って、ニヤニヤ。
交響曲もいいがオペラも好きだ。
あの人の声とは思えない唄声には身体がしびれる。
「カルメン・諸君の乾杯を喜んで受けよう」
思わず足に力が入り、湯面を大きくパッシャ！
きょうは天気も良く、海岸からは立山連峰も眺められるので多くの人で賑わっていた。
