赤丸地区を徘徊。
汗をかいたので社会福祉施設「こぶし荘」へ行く。
ここは少し小高い所にあるので坂道をローギヤで登っていく。
そんな所だから自転車で来る人は、そうそういないから自転車置き場がない。
玄関の隅に置かせてもらう。
お風呂に入る前に、お腹が空いていたので「うどん」を注文。
職員の方が、自転車で来た私を見ていたようで「あの急坂は、さすが自転車を引いてこられたのでしょうね?」
「えぇ?あんな坂なんかチョロイものやわいね、しっかり乗ってきたよ」
驚いておられたが、ほんとうに大した坂でもない。
しかし、ここへ来る人は私よりも一回りも年上の人が多いから感覚が違う。
先日は酒を呑んで帰ろうとした人が坂道で転んでひっくり返って大騒ぎだったそうな。(そんなこと聞いたので缶ビールを注文しようかと思ったが、遠慮)
風呂から上がると大広間で「唄と踊り」の芸能アトラクションが行われていた。
昔はそれなりに、きれいだったろうと思われるご婦人が着物姿で踊っておられた。
カラオケで歌われた人が途中で突然止められ舞台のそでに引っ込まれたので、どうしたのかと思ったら、なんとカラオケじゃなく歌手本人の唄も流れていたとのこと。
道理で「うまい!」と思ったが、歌いなおしてみるとご本人もなかなかのプロ並みだった。
最後は「おわら踊り」だったが、男踊りが終わり女踊りが始まってすぐにテープが止まってしまい、やり直し。
それがまた同じところで演奏が中断してしまい、せっかくの女の人の踊りが中途半端で終わってしまった。
本人たちも残念だったが、見ている人たちも、ため息だった。
何かとトラブルもあったが楽しいひと時を過ごさせてもらってありがたかった。