京都の染め物職人だったという祖父「外次郎」が姓を授かったのが砺波の「厳照寺」とか。
以前から興味があって、この寺には出かけていたがなかなか住職には会えなかった。
きょう、いつものように巨木の「門杉」を眺めていたら、奥様がおられるのを見て思い切って話しをしてみた。
自転車で来た私に感心した奥様が「お茶でも」と中に招いてくださり、外出中のご住職にも連絡をとってくださり恐縮してしまった。
気さくな奥様の前では過去の自転車での冒険話みたいのをして喜んでもらえた。
ご住職が帰ってこられ、緊張しながら祖父の話をする。
残念ながら「過去帳」には亡くなった檀家の人の名前が残るが、性を授けた人の名前までは把握できないとのことだった。
ご住職とは歴史の話をして談笑でき、ありがたい思いだった。
確証はできなかったが、間違いなく祖父「外次郎」はこの寺で明治の時代に、この土地の名前を姓として授かったものと思う。
近くには、その性のバス停や、神社まであるのには驚きだった。