てっちゃんの「きときと日記」

毎日が楽しい日曜日!

大根の値段

近くの魚屋さんに行くと、大根が売っていた。

この店は魚屋でもあり八百屋でもある。

田舎にはよく見かける「よろずや」だ。

スーパーの刺身よりも何故か、おいしいのでわざわざ出かけて買いに行くのだった。

スーパーみたいな長いレジに並ぶこともなく、おばちゃんの愛想もいいので気にいっている。

さて大根だが、正直買ったことがないから値段の相場をよく知らない。

せいぜい100円か150円あたしかなとは思っていたのだが…。

その店では5~6本だろうか袋に入って棚に並んでいた。

値札には大きく「¥250」と書いてあった。

そうか、ここは町からはずれているし、自分とこの畑にできたのを原価で売っているから安いんだなぁと思った。

でも念の為にと思って、おばちゃんに「大根安いね!これだけで¥250とは!」と言ってみた。

するとさっきまで、ニコニコしていたおばちゃんが気分を害したような顔して「一本!」。

奥では、ばあちゃんが笑っていた。

どうも早とちりしたようだが、私は納得がいかなかった。

それなら「一本¥250」と、ちゃんと書くべきだと思うのだ。

勘違いするのは私だけではないだろうと思う。

安いと思って、その一袋を持って行って¥250を出したら、なんと¥1,000以上請求されたら、それは詐欺みたいなものではなかろうか。

そんな理屈を店の人には言えず、帰りの車の中で妻にごちゃごちゃ言ったら「しつこい!もうちょっと頭、やわらかーっせられ!」と怒鳴られた。

しかし、家に帰ってでも、やっぱり納得いかない私だった。