練習の時、ちゃんと牧師さんから教えられていたはずなのに…。
牧師「この二人の結婚を祝福しますか?」
それに対して、私は大きな声で言ってしまった…。
「はい、認めます!」
横の息子からは突っつかれるし、そばにいた係員の女の人も笑っていた。
ハッと気が付いた時は、なんだかおかしくって笑いそうになって、こらえるのが大変だった。
ほんとうは「はい、祝福します!」が正解だったのだ。
余興では息子の同僚が、いかにもホテルマンらしく、あのトムクルーズの映画「カクテル」のシーンみたいに洋酒の瓶を巧みに扱い、カクテルを作って下さったがなかなかの見ものだった。
大阪からの同期のホテルマンもやってきて会場は、半分は恰好いいホテルマンが占める感じで、とっても華やかだった。
私が作ったプロフィールDVDが映し出されると何故か、長女が号泣していたとのことだった。
私は妻と80人の列席者に挨拶とお酌するのに、一生懸命で、そんなことも知らなかったのだが息子も何度も号泣していたようだった。
息子の同僚のテーブルで「きときと日記」見てます!と言われた時にはびっくり。
そうか、息子がよく「馬鹿なことは書くな!」と言ってくるのはそのせいだったのか…。
これからも「ケトケト日記」よろしく!と言って笑わす。
最後まで楽しく、華やかな披露宴だった。
お見送りの時、「お父さんの挨拶、楽しくって良かったですよ!」と言われた時は、うれしかった。
息子は型通りの挨拶でないので、横から蹴りを入れていたのだが…。
言葉に詰まりながらも、心からの感謝の言葉を述べられたと思っている。